22 September 【SRPGStudio】闘技場スクリプトを導入する方法 【事前準備】 闘技場スクリプトを導入する前に、SRPG Studio側で準備をしておきます。 ●イベント ・場所イベント(闘技場の位置に場所イベントを設置しておく) ●ユニット ・敵イベント 対戦相手のユニットを設定しておきます。 対戦相手のユニットは「敵イベント」に設定するのを忘れないようにします。 ●変数 ・闘技場敵決定乱数(乱数用) ・闘技場結果(闘技場の戦闘結果を格納するための変数) ・闘技場参加者id(闘技場に参加する味方のユニットidを格納するための変数) ・闘技場敵id(闘技場に参加する敵のユニットidを格納するための変数) ●その他 ・スクリプトの書き換え(必要であれば) 「闘技場っぽいの」のスクリプトを書き換えます。 使いたい変数のページ番号と変数の番号を、 スクリプト内で使用できる形に書き換えておきます。 【持っていると楽な知識】 ・乱数、変数 乱数とはなんぞや?という方にざっくり説明すると、 乱数とはランダムに取り出した数のことを言います。 乱数は「30%の確率で○○が当たる!」というように、 確率を含んだ処理を行う際によく用いられます。 今回は、乱数を使ってランダムに敵ユニットが出現する処理を行います。 【導入方法】 1.闘技場スクリプトのダウンロード SRPG Studioのwikiから「闘技場っぽいの」のスクリプトをダウンロードして、 Pluginフォルダに入れます。 2.闘技場イベントの作成(場所イベント) 闘技場を作りたい場所に以下のようなイベントを作成します。 グレーになっている部分のイベントは特に重要です。 必ず上記の順番で実行しましょう。 (自軍or敵のユニットid代入前にスクリプトを実行すると 戦闘が行われなくなるので注意! スクリプトの実行→イベントコマンド呼び出し →オブジェクト名「BattlingAtackCommand」と入力します。 ※このイベントによって自軍ユニットと闘技場相手が戦闘を行います ※戦闘結果については「闘技場結果」の変数に挿入されます。 「闘技場結果」 → 1:勝利 → 2:負け → 3:引き分け(規定ターン内に決着が着かない場合) → 4:相打ち(敵・味方が同時にHP0になった場合) ※所持金が掛け金以下の時の挙動も忘れずに設定しておく 上記のイベントを文字で書き起こすと以下のようになります。 画像ではよくわからないよ!という方は以下を参考にしていただければ幸いです。 ■場所イベント ①「闘技場敵決定乱数」「闘技場結果」を初期化する命令 ②「闘技場敵決定乱数」の値を乱数で決める命令 ③闘技場に参加するための掛け金を表示する命令 ④闘技場に参加している敵ユニットの情報を表示するメッセージ (例) クラス:ソードマスター Lv1 備考:とっても強い ⑤選択肢「闘技場に参加しますか」 ・はい →⑥以降に進む ・いいえ →イベント終了 ⑥掛け金を減らす命令(500G減らす) ⑦「闘技場敵決定乱数」の値に紐づけられている敵ユニットを マップ上に出現させる命令 ⑧「闘技場参闘技場参加者id」に闘技場に参加する味方のユニットidを格納する命令 ⑨「闘技場敵id」に闘技場に参加する敵のユニットidを格納する命令 ⑩スクリプト実行(イベントコマンド呼び出し) オブジェクト名:BattlingAttackCommand (この命令によって「闘技場参闘技場参加者id」vs「闘技場敵id」になります) ⑪「闘技場結果」の値によって変化するメッセージ(任意) (例) 勝利 → 1000G獲得 敗北 → 「あーあ、負けちまったな」 以上です! 闘技場スクリプトを導入して自分だけのマイ闘技場を作りましょう! PR