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06 October

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19 March

自分とSRPG Studioについて

当初は半ば現実逃避のために始まったSRPG Studioでのゲーム製作ですが、
月日は流れ、僕のSRPG Studio歴はもう半年になっていました。
半年近くもこのツールを使い続けているのですね…驚きです。


それでまあ、結論からいうと、しばらくSRPG Studioでのゲーム制作は
やめようと思う、という話でした。

理由は色々ありますが、一番の理由は、
「ゲーム製作というものがいまいちしっくりこなかったから」です。

本来、というよりか元々僕はゲームを作る畑の人間ではなく、
絵を描いたり漫画を描いたりする側の人間でした。

ゲーム製作と、それらは明確に違います。
常に絵を描いていたいと思う僕からすると、膨大な雑務に追われ、
デバッグやバグフィクスに追われるゲーム製作は、かなりの重荷でした。
だけど、デバッグもバグフィクスも、細かい修正作業もやらなければならないのは
事実でした。
そこで、そういう風にゲーム製作を行っていた僕はふと思うのです。
「やっぱり、絵とか漫画描きたいな」って。



僕は元々絵や漫画を描いたりする側の人間でした、と先ほど言いましたが、
もう少し厳密にいうと、僕は最初ゲームを作る側の人間でした。
ゲームを作るといっても、携帯機のRPGツクールというRPG製作ツールを
使ってゲームを作るのですが…。
その携帯機のRPGツクールで作った作品を、上手くロムを吸い出したしたりして、
web上に公開していたことも何度かありました。
しかし、公開した作品の反響は芳しくありませんでした。

そして僕はある日そのRPGツクール界隈を去ることを決意します。
なぜか?あまりに作品を遊んでくれる人が少なかったからです。
RPGツクールで作品を作った経験のある方ならご理解いただけるでしょうが、
RPGツクール製の、ましてや携帯機のRPGツクール製のゲームの
プレイ人口など、たった数人から数十人に過ぎないのです。

そんなたった数十人のプレイヤーに向けて作品を発信していくことが
とても虚しく感じられました。

そしてある日、僕は思い立ったのです。
「もっと、人が多くて、それでいて色んな人が集まっている面白い場所に行こう」と。

こうして、僕はRPGツクール界隈、もといゲーム製作界隈を去ったのです。
池の中の蛙を夢見るよりも、広い大海原を見ることを僕は選んだのです。
 


お絵描きという大海原を選んだ僕ですが、再びSRPG Studioという
ゲーム製作界隈に身を投じることになりました。
その理由としては、単純にファイアーエムブレムのようなゲームを作っていたいと
二年ほど前から強く思っていたからです。

そして、紆余曲折を経て、おおよそ数年ぶりにゲームが完成しました。
タイトルは「巫女物語」。巫女にまつわるとある因習を題材にしたゲームです。

「巫女物語」の製作途中に、ふとある考えが頭をよぎりました。
それは「これでいいのか」という考えです。
SRPG Studioでゲームを製作して、それを様々なサイトにフリーゲームとして
登録すれば、恐らく100人以上の人々にゲームをプレイしてもらえるだろう。
でも、それでいいのでしょうか。
もっと、もっと大人数の人が居るであろう、大海原を目指して、僕はお絵描きを
志したのですから、ゲーム製作よりも、もっと広い大海原を目指していきたいと
思うのも必然といえば必然でしょう。

もちろん、これはゲーム製作を完全にやめる、というわけではありません。
ただ、製作の頻度やペースは間違いなく落ちるだろうと思います。

僕、田中佐藤は、これからはゲーム製作も時々行いながら、
ものをかく人間としてがんばっていきたいな、と思いました。
なのでSRPG Studioでのゲーム製作は、ひとまずここで打ち止めということで。
(そんなことを言いながら新作を今も作り続けていたりするのもここだけの秘密です)

ではでは。
あ、最後に、twitterにアップロードしているUI素材ですが、
このブログやほかの場所にでもUI素材をまとめたものをアップロードしようと思います。
もちろん営利・非営利関係なくどなたでも利用できる素材です。

ではでは。

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