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06 October

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16 February

完成、『たまごがえり』!

2019年2月13日。

(記憶の通りであれば)ちょうど一年前に制作を開始したフリーゲーム『たまごがえり』が、
ようやく完成した。
完成するまでの道のりはひどく長く、数多の艱難辛苦を乗り越えた末に、ようやく
『たまごがえり』は完成した。

そんな手間も時間かけて作り上げた『たまごがえり』、さぞ面白いのだろうか、
と思われる人もいるかもしれないが、残念なことにそこまで面白くはない(と個人的には
思っている)。

恐らく『たまごがえり』ではなく『たまごがえり完成に至るまでの制作秘話』の方が
はるかに面白いと思う…なんてことを、ゲームの紹介文に絶対書くことはできない。
だからこの場に書いておこうと思う(笑) 許して(懇願)


たくさん努力をしても、たくさん時間を費やしても、それが面白い作品作りにつながるとは
限らない。というか、そもそも"見る側"にウケなければ、どんなに努力しようと、
どんなに細部を作り込もうと駄作の烙印を押されるか、
あるいは作品の存在そのものを無視されるのが世の常である。
だったら努力しなければいいのではないか?細部にこだわらなくても
よいのではないか?と思うが、見る側というのは往々にして細部に
こだわって作品を見ているものである。なので手抜きは許されない。
努力なくして進歩はない、したがってものをかく者は、
(見る側が細部を見ているかどうかは別として)常に作品のクオリティを
向上させるための努力を求められているのである。
(ここまで書いて、少しナーバスな気分になってきたので、この話はこのへんで終わりに
しておきます)

このように、まるで人生のような独特な厳しさが、クリエイティブの世界、
つまりものを作る人間に広がる世界だと思って差し支えないと思う。

そのような作品作りを取り巻く理に、『たまごがえり』も例外なく抗うことができず、
『たまごがえり』は晴れて「手間暇かけて作ったけどたいして面白くない作品」と
なったのである。
自分としてはできるだけ面白くなるように力を尽くしてみたが、
力及ばず…。正直相当ショックであるが、仕方ない…。
面白くないものを面白くするほどの技量が、今の自分にはまだなかったのだ。

ということで、少し休んだら、また次の作品を作ろうと思います。
そろそろファンタジー作品もネタ切れ気味なので、一度お休みして、
ゲーム制作以外でなにか作品を作りたいと思っています。

絵の練習もそろそろ再開したいですね。デッサン系の本も買ってきたので、
今年は絵の練習を中心に据えて色々やりたいと思っています。

閑話休題。
長いゲーム制作がひと段落して、ようやく肩の荷が下りた気分です。
とてつもない解放感に包まれております。
2019年も田中佐藤をよろしくお願いいたします!あけおめ!(今更かい!)
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